認知症、物忘れ

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効果的な栄養、ビタミン

ビタミンE

ビタミンEは、体内の活性酸素を減らして、動脈硬化を予防する働きがあります。このため、脳をはじめ全身の血行を良くして、認知症を予防する効果があります。

ビタミンEは、アーモンド、ヘーゼルナッツ、ヒマワリ油、うなぎの蒲焼きなどに、多く含まれるビタミンです。

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ビタミンEの働き・作用  ・ビタミンEが多い食品・食材
ビタミンEの1日の摂取量  ・ビタミンEの欠乏・不足

ビタミンB6、ビタミンB12

ビタミンB6は、神経細胞の間の信号を伝える「神経伝達物質」を作ったり、信号の伝達をスムーズにする働きがあります。

外部からの刺激に適切に対応したり、過去の記憶を呼び起こすときにも、必要な栄養素です。

またビタミンB12は、神経細胞を活発にして、脳からの命令を手足などの末梢神経に、正しく伝える働きがあります。

<関連ページ>
ビタミンB6が多い食品・食材  ・ビタミンB6の1日の摂取量
ビタミンB12が多い食品・食材  ・ビタミンB12の1日の摂取量

DHA(ドコサヘキサエン酸)

DHAは元々、脳の神経細胞に多く含まれる栄養素で、ビタミンB6と同じように、神経細胞の信号の伝達を行っています。

また、神経の発達にも関係しているので、大人の認知症や物忘れだけでなく、子供の脳の発育時にも必要になってきます。

DHAは、主にアンコウ、サバ、ブリ、うなぎ、マグロなどの魚介類に多く含まれていますが、空気に長く触れると、酸化されるので、新鮮なうちに食べるのがよいでしょう。

イチョウ葉エキス

イチョウの葉を乾燥させた後に、その成分をアルコールで抽出したのがイチョウ葉エキスです。

ビタミンEと同じく血行促進の効果が高く、ヨーロッパでは、血行障害で起こる認知症や、アルツハイマー、冷え性、動脈硬化などの改善にも利用されています。手軽に摂るには、サプリメントがおすすめです。

認知症、物忘れの基礎知識

私達の脳には、約140億個もの神経細胞がありますが、この神経細胞は、成人を過ぎた頃から少しずつ減り始め、40才を過ぎると1日約5万〜10万個が、死んでいくといわれています。

一般の人が年令を重ねるとともに、物忘れや物事をなかなか思い出せないというのは、ごく普通のことで、認知症とは区別されています。

ちなみに、加齢による神経細胞の減少があっても、神経細胞のつながりが多くなると、総合的な判断力が良くなります。そのためにも、ビタミンB6やビタミンB12は大切になってきます。


認知症には、大きく分けて「アルツハイマー性」と、「脳血管性」の2つがあります。

アルツハイマー性認知症は、脳全体が少しずつ収縮して、進行すると記憶障害で、日常生活にも支障がでてきます。今のところ、はっきりとした原因は解明されていません。

ただ、更年期以降の女性が多いことから、女性ホルモン(エストロゲン)の減少が、原因ではないかといわれています。

一方、脳血管性認知症は、脳の毛細血管がつまって、神経細胞に酸素や栄養分が届かないために、神経細胞が死んでしまうため起こります。
(血行を良くするビタミンEが効果的)

神経細胞は一度死んでしまうと、普通の細胞と違い、完全に再生されることはないので、症状の改善は難しくなってきます。

ただ、毛細血管がつまっていない部分の神経細胞は、支障がないので正常な脳の働きをします。






◇病気の症状解消_栄養・ビタミン
便秘
生理痛・生理不順
高血圧
歯周病
神経痛
動脈硬化

骨粗鬆症
高脂血症
不眠症
・認知症、物忘れ
アトピー性皮膚炎
貧血
低血圧
口内炎、口角炎
不妊症
糖尿病

◇悩み解消_栄養・ビタミン
疲労感、だるさ
冷え性
眼の疲れ、ドライアイ
風邪
スポーツ、運動
ダイエット
ストレス
しみ、そばかす
肩こり
頻尿(トイレが近い)
精力の減退
お酒を多く飲む(飲酒)
食欲不振
頭痛、片頭痛
肌荒れ、にきび
むくみ
薄毛、脱毛
集中力をつける
タバコ(喫煙)
下痢