ビオチンの1日の摂取量

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年代別、性別|必要摂取量

ビタミンの1日あたりの摂取量については、上限量、推奨量、目安量、推定平均必要量の4つがあります。
参考→ビタミンの摂取量について

ただしビオチン(ビタミンB群)の場合は、目安量だけが公的機関で、定められています。

ビオチンは大量に摂取しても、健康障害はほとんど報告されていません。

*目安量とは
科学的なデータや根拠が、得られないときに定められる量です。
その年令のほとんどの人が、1日の必要量を満足すると思われる摂取量をさしています。

<1日に必要なビオチンの摂取量> 単位:μg
年令 18才以上の人
男性 目安量 45.0
女性 目安量 45.0
妊婦47.0、授乳婦49.0

*厚生労働省 日本人の食事摂取基準より
*1μg(マイクログラム)は1gの百万分の一で、1000000μg=1g

摂取について

ビオチン(ビタミンB群)は、いろいろな食品に幅広く含まれているだけでなく、腸内の細菌によって作り出されるので、ごく一般的な食事をしていれば、摂取量が不足することはあまりありません。

ビオチンは、体内のエネルギー効率を高める働きがあり、日常の活動をサポートするだけでなく、肌と髪の健康にも大切な栄養素です。

このため、アトピー性皮膚炎、肌荒れやかさつき、脱毛、白髪に悩んでいる人にはおすすめです。

特にビオチンが多く含まれる食品は、肉類、卵、ヨーグルト、大豆などがあります。






◇ビオチン コンテンツ一覧
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・ビオチンの1日の摂取量  ・ビオチンの欠乏・不足