イチゴ_栄養・ビタミン

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特徴と栄養素・ビタミン

効果、効能

イチゴは、適度な甘みと酸味があり、デザートとして人気があるフルーツです。イチゴの栄養の特徴は、やはりビタミンCが豊富に含まれていることです。フルーツの中では、レモンジュースやキウイなどと並んで、トップクラスです。

成人の1日のビタミンCの、必要量は100mgなので、イチゴを6個ぐらい(約160g)食べれば、1日分のビタミンCが摂れます。

このビタミンCは、以下のような効能がある栄養成分です。

 ・肌のシミやそばかす、くすみの原因であるメラニン色素を減らす
 ・体内のコラーゲンの合成を助け、体の組織を丈夫にする
 ・免疫力を高め、病気への抵抗力がつく
 ・ストレスに対抗する、抵ストレスホルモンを分泌する
 ・体に有害な活性酸素を抑え、老化や生活習慣病を予防する

イチゴには、ビタミンC以外にも、カリウム、カルシウムなどの栄養が含まれています。

カリウムは、高血圧や心臓病、動脈硬化などの原因になる、塩分(ナトリウム)の量を調整し、余分な塩分がある場合は、体外に排出する働きがあります。

カルシウムは、骨の材料で骨を丈夫にしたり、神経の伝達をスムーズにし、イライラを抑えて精神を安定させる栄養成分です。

イチゴの旬

3月〜7月の春から夏場にかけてがおいしく、栄養、ビタミンが豊富です。

イチゴ_栄養、ビタミンの摂取

主な栄養、ビタミン(100gあたり)

・カロリー 34kcal
・葉酸(ビタミンB群) 90μg
・カルシウム 17mg
・ビタミンC 62mg
・カリウム 170mg

*この数値は、生のイチゴの栄養の含有量です。

上手な摂り方

農薬を使って栽培されたイチゴは、表面に農薬が残っている場合があるので、薄めの食塩水で洗うと、きれいに取れます。

なお、ビタミンCは熱に弱いので、デザートやサラダなど、生で食べるのが良い方法です。

保存方法

イチゴは乾燥に弱く、すぐに鮮度や栄養価が落ちるので、早めに食べるのがよいでしょう。野菜庫で保存するときは、いたんだイチゴを取り除いてから、ポリ袋に入れて保存します。






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