枝豆_栄養・ビタミン

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特徴と栄養素・ビタミン

効果、効能

枝豆は、大豆が未成熟の状態で収穫したものですが、未成熟とはいえ、大豆と同じくらい栄養、ビタミンが豊富です。

大豆は「畑の肉」ともいわれ、良質のたんぱく質が多く含まれています。そして枝豆には、大豆にはないβカロテン(ビタミンA)、ビタミンC、ビタミンB1などの栄養も、多く含まれているのが特徴です。

βカロテン(ビタミンA)は、眼や肌を正常に保ち、免疫力をアップさせる効能があります。

ビタミンCは、コラーゲンや抗ストレスホルモンの合成を助けたり、体に有害な活性酸素を抑える効能がある栄養です。

またビタミンB1は、アルコールを分解する働きがあるため、ビールやお酒のつまみには最適で、二日酔い防止にもなります。

その他、枝豆には食物繊維も多く、便秘の改善や体内の余分なコレステロールを、排出してくれる栄養成分でもあります。

注意点

枝豆に含まれる食物繊維の影響で、人によっては消化が悪くなることがあります。また、野菜の中でも鮮度や栄養が、かなり早く減少する方です。

枝豆の旬

6月〜8月の夏場が旬で、一番おいしく食べられます。(枝豆の皮の色が鮮やかで、うぶ毛がきれいに揃っているものが新鮮です。)

枝豆_栄養、ビタミンの摂取

主な栄養、ビタミン(100gあたり)

・カロリー 134kcal
・ビタミンC 15mg
・葉酸(ビタミンB群) 260μg
・カルシウム 76mg
・βカロテン(ビタミンA) 290μg
・ビタミンB1 0.24mg
・カリウム 490mg
・食物繊維 4.6g

*上記の数値は、ゆでた枝豆の栄養の含有量です。

上手な摂り方

枝豆は鮮度が命で、1日おくだけで栄養、ビタミンがかなり失われます。枝付の枝豆は、調理直前に枝から取ってゆでると、おいしく食べられます。
長時間ゆでると、枝豆のうまみがなくなるので、ご注意ください。

保存方法

繰り返しになりますが、枝豆はすぐに鮮度、栄養価が落ちる野菜ですから、買ってきてすぐに食べるのがよいでしょう。

どうしても保存したいときは、さっとゆでた後に保存袋に入れて、冷凍庫で凍らせます。






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