セロリ_栄養・ビタミン

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特徴と栄養素・ビタミン

効果、効能

セロリは葉の部分に、ビタミンB1やB2が多く含まれ、その他にもβカロテン(ビタミンA)、ビタミンC、食物繊維などの栄養も多くあります。

セロリ独特の香りは、「アピイン」や「セネリン」という栄養成分からきています。この2つの成分は、精神を落ち着かせる沈静効果があり、イライラや頭痛を和らげる効能があります。

セロリのビタミンB1とB2は、炭水化物(ご飯類など)や脂質(肉や植物油の脂など)から、体のエネルギーを作る働きがあります。もし、この2つのビタミンが不足すると、疲れがたまり疲労感やだるさがでてきます。

βカロテン(ビタミンA)は、体の皮膚や粘膜を保護したり、眼の機能を正常に保つ栄養成分です。

またビタミンCは、コラーゲンの合成を助け、体の組織を丈夫にしたり活性酸素やストレスなどによる、悪影響を抑える効能があります。

注意点

セロリは、香りが強くてちょっと苦手という人も多いのですが、最近では、品種改良された香りの少ないセロリも、出回っています。

セロリの旬

温室栽培によって1年中販売されていますが、特に、栄養が豊富でおいしいのは、11月〜5月の冬場から春先にかけてです。

セロリ_栄養、ビタミンの摂取

主な栄養、ビタミン(100gあたり)

・カロリー 15kcal
・ビタミンB1 0.03mg
・ビタミンC 7mg
・食物繊維 1.5g
・βカロテン(ビタミンA) 44μg
・ビタミンB2 0.03mg
・カリウム 410mg

*上記の数値は、生セロリの栄養の含有量です。

上手な摂り方

セロリはサラダとしてもよく使われていますが、それよりも煮込み料理やスープなどに使うとよいでしょう。

セロリは、煮込み料理のコクを引き出したり、魚や肉の臭みを消す働きがあるので、料理がおいしくなります。

また、柔らかい部分はそのまま、硬い部分は、ゆでれば食べられ、セロリ丸ごと使えるので、栄養、ビタミンを十分摂ることができます。

保存方法

鮮度がすぐに落ちて、乾燥に弱い野菜なので、なるべく早めに食べるのがよいでしょう。もし、野菜庫で保存するときは、保存袋が結露しないように注意して、セロリを立てて保存すると、鮮度が落ちにくくなります。






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