かぼちゃ_栄養・ビタミン

ビタミン|栄養素116野菜の栄養・ビタミン > かぼちゃ

特徴と栄養素・ビタミン

効果、効能

かぼちゃは、カロリーが高く、ビタミンやミネラルが豊富で、栄養価の高い野菜です。

かぼちゃに多く含まれるビタミンには、ビタミンC、E、βカロテン(ビタミンA)などがあります。

ビタミンC、Eは、体に害のある活性酸素を抑える働きがあり、老化の進行や生活習慣病、ガンなどを予防する栄養成分です。
(ビタミンEは、別名「若返りのビタミン」とも呼ばれています。)

βカロテン(ビタミンA)は、皮膚や粘膜を保護したり、眼の機能を正常に保ち、疲れ眼や夜盲症を、改善する効能があります。

また、かぼちゃには食物繊維も多く、便通を良くしたり血圧の急激な上昇を、防ぐ働きがある栄養成分です。

注意点

栄養の多い野菜ですが、ビタミンB群が少ないのが残念なところです。
また、βカロテン(ビタミンA)が多いので、食べ過ぎると皮膚が黄色くなることがあります。(柑皮症 かんぴしょう)

βカロテンは、にんじんやみかん、トマトなどの食品にも多く含まれています。

かぼちゃの旬

かぼちゃには、輸入ものと国産ものがあります。輸入ものは、1月〜4月の冬場が旬で、国産ものは5月〜9月の夏場が旬ですが、国内の産地によって違いがあります。

かぼちゃ_栄養、ビタミンの摂取

主な栄養、ビタミン(100gあたり)

・カロリー 91kcal
・ビタミンC 43mg
・ビタミンK 25μg
・リン 43mg
・食物繊維 3.5g
・βカロテン(ビタミンA) 3900μg
・ビタミンE 6.3mg
・カリウム 450mg
・マグネシウム 25mg

*上記の数値は、生の西洋かぼちゃの栄養の含有量です。

上手な摂り方

かぼちゃの皮には、栄養が多いので、皮ごと食べるのが良い方法です。また、βカロテンとビタミンEは、油で調理すると吸収されやすくなります。

調理の方法によって、てんぷら、スープ、煮物、お菓子など、いろいろ楽しむことができる野菜です。

ちなみに、日本で食べられている、かぼちゃの約9割以上は、戦国時代に輸入された西洋かぼちゃで、日本かぼちゃよりも栄養価が高い品種です。

保存方法

長期保存ができ、保存による栄養、ビタミンの減少も少なくなっています。
かぼちゃを丸ごと保存する場合は、風通しのよい涼しい場所での常温保存がよく、切った場合は、ワタを取りラップをして、野菜庫で保存するのがコツです。






◇野菜の栄養・ビタミン コンテンツ一覧
アスパラガス_栄養・ビタミン
オクラ_栄養・ビタミン
きゅうり_栄養・ビタミン
小松菜(こまつな)_栄養・ビタミン
春菊(しゅんぎく)_栄養・ビタミン
玉ねぎ_栄養・ビタミン
トマト_栄養・ビタミン
人参(にんじん)_栄養・ビタミン
パセリ_栄養・ビタミン
山芋(やまいも)_栄養・ビタミン
れんこん_栄養・ビタミン
枝豆_栄養・ビタミン
・かぼちゃ_栄養・ビタミン
ごぼう_栄養・ビタミン
さつまいも_栄養・ビタミン
セロリ_栄養・ビタミン
とうもろこし_栄養・ビタミン
ニラ_栄養・ビタミン
ネギ(長ネギ)_栄養・ビタミン
モロヘイヤ_栄養・ビタミン
レタス_栄養・ビタミン