ビタミンCの働き・作用 |
|
ビタミン|栄養素116 > ビタミンC > 働き・作用 主な働きと作用ビタミンと聞いて、まずはじめに思い浮かぶのが、ビタミンCではないでしょうか?ビタミンCは、数あるビタミンの中で、一番働きが多い栄養素で、主に、次のような働きと作用があります。 コラーゲンを合成するコラーゲンはたんぱく質の1つで、身体の細胞をつなぎ合わせたり、丈夫な骨を作る働きがあります。 ビタミンCは、このコラーゲンが体内で作られるときに、なくてはならない栄養素です。 もし、ビタミンCが不足すると、コラーゲンが十分作られず、毛細血管から出血(壊血病)したり、骨そしょう症になったりします。 ストレスに対抗する仕事や人間関係でストレスがあると、体内ではそれに対抗するために「抗ストレスホルモン」が、分泌される仕組みになっています。 抗ストレスホルモンが分泌されると、血圧や血糖値を上げたり、脈拍を早めたりしてストレスに負けないようになります。 ビタミンCは、この抗ストレスホルモンを作るときに、必要な栄養素で、何かと忙しくてストレスがたまりやすい現代人には、特に必要なビタミンです。 抗酸化作用私達の体内では、激しく運動したり、ストレスがあったり、あるいはタバコを吸ったりすると、大量の「活性酸素」ができてしまいます。 活性酸素というのは、名前だけ聞くと悪いイメージを受けないのですが、実は、細胞を酸化させて、身体に悪い影響を与える物質です。 わかりやすい例でいうと、鉄を長期間、屋外に放置しておくとボロボロにさびてしまいますね。これと同じことが、体内で起こってしまうのです。 ビタミンCは、活性酸素を身体に悪い影響がないように、分解する働きがあり、これによって、免疫力(主に白血球)の力を高め、いろいろな病気の予防になっています。 例えば、ビタミンCを多めに摂ると、カゼにかかりにくくなり、たとえ、かかったとしても、早く治ることが知られています。 また、胃がんや肝臓がんの原因の1つである「ニトロソアミン」が、作られるのを抑える働きも知られています。 血圧やコレステロールを正常にするビタミンCは、血圧を正常に保ち血液中のコレステロールを、減らす働きもあります。高血圧だったり、血管にコレステロールがたまると、血液を送り出す心臓に負担がかかります。 このため、ビタミンCによって、血圧や血中コレステロールを正常にすることによって、心臓病を予防することができます。 しみ、そばかすを防ぐ屋外で日光にあたると日焼けするのは、紫外線の刺激で皮膚に、メラニン色素ができてしまうからです。 ビタミンCは、メラニン色素を作りだす「チロシン」という物質を抑えて、メラニン色素の沈着を防ぐ働きがあります。 しみ、そばかすの原因は、メラニン色素が長期間沈着することから起こりますから、その原因を取り除くことになります。 また、これによって肌本来の透明感にもどり、美肌効果が期待できます。 ◇ビタミンC コンテンツ一覧 |
|
Copyrights (c) 2009 ビタミン|栄養素116 |