ビタミン|栄養素116 > ナイアシン
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◇ナイアシン(ニコチン酸)の働き・作用
ナイアシンの主な働きや作用には、三大栄養素をエネルギーに変えたり、アルコールの分解、動脈硬化予防などがあります。
このナイアシンは、「ニコチンアミド」と「ニコチン酸」という物質の.....
◇ナイアシンが多い食品・食材
ナイアシンは、動物性食品、植物性食品のどちらにも多く含まれています。特に、マグロやカツオ、豚レバー、牛レバーなどに多く、その他、大豆や卵などにも含まれています。
これらの食品には、「トリプトファン」という物質も.....
◇ナイアシンの1日の摂取量
1日あたりどれくらいナイアシンを摂ればよいのか、その摂取量を下表にまとめました。
ビタミンの摂取量については、次の4つがありますが、ナイアシンでは、目安量以外の3つが.....
◇ナイアシンの欠乏・不足
ナイアシンが不足しておこる欠乏症で、よく知られているのがペラグラです。
ペラグラとは「荒れた皮膚」という意味で、トウモロコシを主食とする、中南米に多い欠乏症です.....
◇ナイアシンの過剰摂取
ナイアシンを過剰に摂取すると、血液中の血糖値を下げる「インスリン」というホルモンの働きを、妨害してしまうという報告があります。
インスリンは、糖尿病患者の血糖値を下げる治療薬として.....
ポイント
ナイアシンの要点を、わかりやすくピックアップしました!
<特徴>
・食品から、エネルギーを作るときに必要なビタミン
・血液中の中性脂肪やコレステロールを減らし、血液をサラサラにする
・アルコール(お酒)の分解
<欠乏症>
・ペラグラ(皮膚炎、下痢、認知症など)
・口内炎、食欲不振
<過剰症>
・血糖値を下げるインスリンの働きを弱める
・胃腸の障害
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