いちじく_栄養・ビタミン |
|||||||
ビタミン|栄養素116 > フルーツの栄養・ビタミン > いちじく 特徴と栄養素・ビタミン効果、効能いちじくに含まれるビタミンやミネラルなどの栄養は、バランスよく含まれています。しかし、全般的に含有量が少なく、栄養の補給の面からみると、適したフルーツとはいえません。(いちじく独特の食感は魅力ですが。) ただ、いちじくには「ペクチン」と「フィシン」という、体に有効な栄養成分が、含まれています。 ペクチンとは、食物繊維の仲間で、腸の働きを整え、便秘の予防や改善に効能があります。1日に3〜4個食べると、便通がよくなります。 一方、フィシンとは、たんぱく質を分解する酵素のことで、消化を助け胃の負担を軽くします。特に、肉や魚類などのたんぱく質が多い食品を、たくさん食べた後に、いちじくを食べると胃のもたれがなくなります。 ちなみに、たんぱく質を体の材料にするときは、ビタミンB6が必要ですが、いちじくには、100gあたり0.07mgのビタミンB6が、含まれています。 ただ、ビタミンB6の1日あたりの必要量は、成人の男女で1.0mgなので、十分な含有量でないのが残念です。 注意点いちじくの茎からでる白い乳液で、口の周りに炎症(口角炎)が、できる人がいます。また、食べ過ぎると下痢になることがあります。 いちじくの旬8月〜10月頃が栄養、ビタミンが豊富で、おいしく食べられます。いちじくの品種によっては、多少、旬の時期に違いがあります。 いちじく_栄養、ビタミンの摂取主な栄養、ビタミン(100gあたり)
*この数値は、生のいちじくの栄養の含有量です。 上手な摂り方生のままでは、長期保存ができないので、なるべく早く食べるのが良いでしょう。最近は、いちじくを乾燥させて、ドライフルーツにしたり、シロップ煮やジャムとして売られることも多くなりました。 保存方法いちじくは、低温や高温、乾燥に弱いので、冷蔵庫に入れないで、暗い所で常温のまま保存すると良いでしょう。
|
|||||||
Copyrights (c) 2009 ビタミン|栄養素116 |