リンゴ_栄養・ビタミン

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特徴と栄養素・ビタミン

効果、効能

リンゴに含まれるビタミン、ミネラルなどの栄養は、それぞれの含有量はそう多くないのですが、バランスがよいのが特徴です。

よく”1日1個のリンゴは医者いらず”といわれていますが、ただ、栄養の含有量からみると、少し疑問が残る気もします・・・・。

リンゴの主な、栄養にはビタミンB1、B6、ビタミンC、食物繊維などがあります。

ビタミンB1は、ご飯やパン、めん類に多い糖質(炭水化物)を体のエネルギーに変え、疲労回復に効能があります。

ビタミンB6は、食品のたんぱく質から、筋肉や骨、内蔵などの体の組織を作るときに必要なビタミンです。

ビタミンCは免疫力を高め、いろいろな病気への抵抗力をつけたり、コラーゲンを合成して、健康的な肌や骨を作る効能があります。

リンゴに含まれる食物繊維は「ペクチン」と呼ばれ、腸の働きを整え便秘や下痢を改善し、血液中の余分なコレステロールを、排出する働きがある栄養成分です。

上記の栄養以外に、リンゴには「クエン酸」「リンゴ酸」「ポリフェノール」などの栄養も含まれています。

クエン酸とリンゴ酸は、新陳代謝を活発にして、体内の老廃物を排出して、疲労回復に役立ちます。(ビタミンB1と相乗効果あり)

また、ポリフェノールは、ワインで有名になった栄養成分で、肌を白くする効能やアトピー性皮膚炎、花粉症などのアレルギーを改善する効能があります。

注意点

リンゴの皮には、農薬が残っている場合もあるので、良く水洗いしてから食べるようにしましょう。また、リンゴはバナナと同じように、エチレンガスを発生して、他の野菜やフルーツの熟成を、早めるので注意しましょう。

リンゴの旬

ふじの旬は11月頃、王林は11月下旬〜3月頃、ジョナゴールドは10月頃が栄養、ビタミンが豊富で、おいしい時期です。(品種によって、旬の時期に違いがあります。)

リンゴ_栄養、ビタミンの摂取

主な栄養、ビタミン(100gあたり)

・カロリー 54kcal
・ビタミンB6 0.03mg
・カリウム 110mg
・ビタミンB1 0.02mg
・ビタミンC 4mg
・食物繊維(ペクチン) 1.5g

*この数値は、生のリンゴの栄養の含有量です。

上手な摂り方

皮の近くに栄養、ビタミンが多く含まれているので、水でよく洗って皮ごと食べるのがおすすめです。

なお、リンゴに含まれるビタミンCは、他のフルーツと違い、熱や空気にさらされても、壊れにくいタイプのビタミンCなのが特徴です。

保存方法

常温で暗いところで保存するのが原則です。もし、野菜庫で保存する場合は、リンゴが出すエチレンガスで、他の野菜やフルーツに影響しないように、ポリ袋に入れて保存します。






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