ビタミンP |
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ビタミン|栄養素116 > ビタミン様作用物質とは > ビタミンP ビタミンPとはビタミンPとは、レモンから抽出された栄養素で、フラボノイドという物質がいくつか結合したものです。 別名「フラボノイド化合物」とも呼ばれています。 フラボノイドは、植物の花や葉などに含まれる天然色素のことで、その数は千種類以上もあるといわれています。 働き、作用ビタミンPは、 コラーゲンを作る働きがあるビタミンCを助けて、毛細血管を健康で丈夫にする働きがあります。 毛細血管は、血液で運ばれてきた酸素や栄養分を、体の各組織に届ける役割があります。このため、毛細血管の壁は、酸素や栄養分をスムーズに、通過させる性質(透過性)が必要になります。 しかし、この透過性が大きすぎると、血管からすぐに出血したり、ウイルスが簡単に体の組織に、侵入できることになります。 例えば、体を何かにぶつけるとすぐに内出血したり、歯ぐきから出血しやすくなります。 つまり、ビタミンPは、毛細血管を丈夫にすることによって、出血性の病気を予防したり、ウイルスへの抵抗力を高める働きがあるのです。 また、ビタミンPは血圧を下げる働きがあり、高血圧の改善や脳内出血の予防にも、効果があることが知られています。 その他、体内にできた活性酸素を抑える働きがあり、血管の酸化(老化)を防ぎ、動脈硬化の予防薬としても期待されています。 多い食品、食材1)果物 2)その他 ビタミンPは、水に溶ける栄養素で、ビタミンCの吸収を助ける働きがあるので、ビタミンCが多い食品と、一緒に食べると効果的です。 特に、みかんの薄皮やブラックベリーなどの皮には、ビタミンPが多いので、皮ごと食べると、ビタミンPとCの両方を上手に摂ることができます。 なおビタミンPは、大量に摂取しても体外に排出されるので、過剰症の心配はありません。 ◇ビタミン様作用物質 コンテンツ一覧 |
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