三大栄養素とは |
|
ビタミン|栄養素116 > 栄養素の基礎知識一覧 > 三大栄養素とは 栄養素の基本栄養素は、その種類によっていくつかに分けられますが、その中で、たんぱく質、脂質、糖質(炭水化物)を、特に三大栄養素と呼んでいます。 私達が健康な体を維持するためには、 そのために食べ物を食べ、それを消化吸収して、栄養分を摂っています。 三大栄養素は、毎日食べ物から一定量を摂取する必要があり、主に体を作る材料とエネルギー源になっています。 1.たんぱく質たんぱく質は、アミノ酸が多数結合したもので、肉類、大豆製品、卵などに多く含まれる三大栄養素の1つです。一度、アミノ酸に分解されてから、小腸で吸収されます。 主に、筋肉や骨、皮膚、血液など体を作る材料になりますが、ごく一部はエネルギー源や、ビタミンと同じように、体の代謝を調整する機能にも使われます。 たんぱく質を、体の材料やエネルギーに変えるときは、ビタミンB6やナイアシン(ビタミンB群)、パントテン酸(ビタミンB群)などが、大きな役割をしています。 2.脂質脂質は、バターや植物油、魚介類に含まれる油脂などの、いわゆる「脂」のことをいいます。主に、エネルギー源として使われますが、一部は、体を作る材料としても使われる三大栄養素です。 現代の食生活では、あまり不足することはなく、逆に多く摂りすぎることが多く、生活習慣病や肥満の原因になっています。 脂質を、体の材料やエネルギーに変えるときは、主にビタミンB2やナイアシン(ビタミンB群)、パントテン酸(ビタミンB群)などが必要です。 3.糖質(炭水化物)糖質は、主食であるご飯やパン類、めん類、いも類などに、多く含まれる三大栄養素で、ほとんどがエネルギー源として使われます。 エネルギー源には他にも、たんぱく質や脂質などの栄養素もありますが、糖質は一番早くエネルギーに、変えることができます。 特に、脳や赤血球のエネルギー源は糖質だけなので、もし糖質が不足すると疲労感や筋肉の減少が起こります。 糖質を、体のエネルギーに変えるときは、主にビタミンB1やナイアシン(ビタミンB群)、ビオチン(ビタミンB群)などが必要です。 ◇栄養素の基礎知識 コンテンツ一覧 |
|
Copyrights (c) 2009 ビタミン|栄養素116 |