貧血 |
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ビタミン|栄養素116 > 症状、悩み一覧_栄養素 > 貧血 効果的な栄養、ビタミン鉄分鉄分は赤血球に含まれる、ヘモグロビンの材料になる栄養素です。 ヘモグロビンは、呼吸で取り入れた酸素を、全身に運ぶ働きをしているので、鉄分が不足すると貧血状態になり、めまいや動悸、息切れなどが起こります。 鉄分には、吸収率が良いヘム鉄(動物性食品に多い)と、吸収率が悪い非ヘム鉄(植物食品に多い)の2種類があります。 <関連ページ → 姉妹サイト(美容と健康.net)> ビタミンB6、ビタミンB12、葉酸(ビタミンB群)貧血の予防、解消では、鉄分だけでなく、ビタミンB6、B12、葉酸も必要です。この3つの栄養素の働きは、鉄分を上手に加工、成長させて、一人前の正常なヘモグロビンにする働きがあります。 つまり貧血対策としては、材料である鉄分と、製造ラインであるビタミンB6、ビタミンB12、葉酸が必要なのです。 <関連ページ> ビタミンC鉄分が多い食品とビタミンCを一緒に摂ると、鉄分の吸収がよくなることが知られています。 例えば、緑黄色野菜のサラダと、イチゴやキウイ、みかんなどの組み合わせはオススメです。 <関連ページ> 貧血の予備知識貧血は一口でいうと、酸素の運搬係であるヘモグロビンが減少したり、異常な赤血球が多量に、出来たときに起こります。 体のエネルギーはビタミンの働きで、酸素と糖質や脂質を燃やすと作られます。ビタミンや酸素が不足すると、当然のことながら、体内がエネルギー不足になります。 そうすると貧血で多い、めまいや息切れ、動悸、疲労感などの症状が起こってきます。 貧血は、大きく分けると鉄分が不足して起こる「鉄欠乏症貧血」と、ビタミンB6、ビタミンB12、葉酸が不足して起こる「悪性貧血」があります。 鉄欠乏症貧血は、ヘモグロビンそのものが少ない状態で、貧血の中では一番多くなっています。 男性と女性を比べると、貧血の割合は圧倒的に女性が多くなっていますが、これには、いくつか原因があります。 鉄分の量女性の方が体に貯えられる鉄分の量が、男性よりも少なくなっています。一般的に成人男性で約4g、成人女性で約3gです。 妊娠による貧血妊娠すると、栄養分はお腹の赤ちゃんが最優先になるので、お母さんは、いろいろな栄養が不足がちになります。 特に、貧血の原因となる鉄分、ビタミンB6、ビタミンB12、葉酸の不足が多くなります。 生理による貧血生理中の出血によって、鉄分が失われるのも貧血の原因になります。個人差もありますが、1回の月経で約30gもの鉄分が失われることもあります。
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