動脈硬化

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効果的な栄養、ビタミン

ビタミンC、ビタミンE

この2つのビタミンは、動脈をはじめとする細胞の酸化(老化)を、防ぐ働きがあるビタミンです。

動脈が活性酸素によって酸化されると、動脈の柔軟性が失われ、血液の循環が悪くなり、体の様々な所に負担がかかってきます。
(ビタミンEは、全身の血行を良くすることが知られています。)

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ビタミンCが多い食品・食材  ・ビタミンCの1日の摂取量
ビタミンEが多い食品・食材  ・ビタミンEの1日の摂取量

食物繊維

食物繊維は便秘解消だけでなく、余分なコレステロールや中性脂肪を排出して、動脈硬化の予防、改善の効果があります。

また、食事をしたときの血糖値の上昇をゆるやかにして、動脈硬化の原因である、高脂血症や糖尿病の予防にもなります。

<関連ページ>
食物繊維|栄養素  ・食物繊維の種類  ・食物繊維が多い食品と摂り方

イチョウ葉エキス

血液の流れを良くして、血管の中で血液が固まる(血栓)のを、防ぐ効果があり、ビタミンEと同じような働きがあります。

このため、ヨーロッパでは、動脈硬化だけでなくアルツハイマーの治療薬としても利用されています。

イチョウ葉エキスはアルコールを使って、イチョウの葉から抽出された成分で、健康食品やサプリメントとして販売されています。

DHA、EPA

この2つの栄養素は、イワシ、サンマ、アジ、サバなどの青背魚に多く含まれています。どちらも、血液中のコレステロールや中性脂肪を低下させ、血液をサラサラにする働きがあります。

またEPAは、ビタミンEやイチョウ葉エキスと同じく、血栓を防ぐ働きがあり、動脈硬化に効果があります。

動脈硬化の基礎知識

動脈硬化とは、動脈の内壁にコレステロールや中性脂肪、カルシウムなどが沈着して、動脈の内部が狭くなったり、硬くなったりすることです。

このような状態になると、動脈の血液の流れが悪くなり、全身に影響がでてきます。

まず、血液を送り出すポンプである心臓の負担が大きくなり、心臓病のリスクが高くなります。

一方、内蔵や筋肉などは、血液から酸素と栄養を十分に受取ることができなくなり、活動が低下してしまいます。

もともと、動脈にはかなりの弾力性がありますが、悪い食生活や加齢などによって、次第に動脈の壁が硬く厚くなってきます。

健康体の人であっても、40代に入ると加齢による動脈硬化が、始まるのは避けられません。しかし、上記のビタミンや栄養素、運動、禁煙などに気配りすることによって、動脈硬化の進行をかなり防ぐことができます。

動脈硬化は、体のどこにでも起こるのですが、特に多いのは次の3カ所です。

冠状動脈

心臓の表面を包み込むように走っている動脈で、心臓の筋肉に酸素と栄養を与えています。動脈硬化によって、心不全、狭心症、心筋こうそくなどが起こりやすくなります。

脳動脈

脳動脈は、脳に酸素と栄養を与えている動脈のことです。
脳中出血、脳こうそくなどが起こりやすくなります。

腎動脈

腎動脈は、お腹の大動脈から枝分かれして、腎臓に酸素と栄養を与えている動脈のことです。
腎臓の機能低下や障害、高血圧などが起こりやすくなります。






◇病気の症状解消_栄養・ビタミン
便秘
生理痛・生理不順
高血圧
歯周病
神経痛
・動脈硬化

骨粗鬆症
高脂血症
不眠症
認知症、物忘れ
アトピー性皮膚炎
貧血
低血圧
口内炎、口角炎
不妊症
糖尿病

◇悩み解消_栄養・ビタミン
疲労感、だるさ
冷え性
眼の疲れ、ドライアイ
風邪
スポーツ、運動
ダイエット
ストレス
しみ、そばかす
肩こり
頻尿(トイレが近い)
精力の減退
お酒を多く飲む(飲酒)
食欲不振
頭痛、片頭痛
肌荒れ、にきび
むくみ
薄毛、脱毛
集中力をつける
タバコ(喫煙)
下痢