口内炎、口角炎

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効果的な栄養、ビタミン

ビタミンA

ビタミンAは、皮膚や粘膜の新陳代謝を活発にして、皮膚や粘膜を健康に保つ栄養素です。また、外部からのウイルスや、病原菌が粘膜から侵入するのを、防ぐ効果もあります。

特に、口やのど、鼻、胃、腸などのデリケートな部分を守るには、ビタミンAが大切な役割をはたしています。

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ビタミンAとは  ・ビタミンAの働き・作用  ・ビタミンAが多い食品・食材
ビタミンAの1日の摂取量  ・ビタミンAの欠乏・不足  ・ビタミンAと妊婦1

ビタミンB2、ビタミンB6

口内炎口角炎には、ビタミンB群のビタミンB2とB6が効果的です。

ビタミンB2は、主に皮膚や毛根などを再生する働きがあります。
また、ビタミンB6は皮膚の材料となるたんぱく質の代謝を活発にしたり、皮膚を新しく作るときに大切な働きをしています。

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ビタミンB2が多い食品・食材  ・ビタミンB2の1日の摂取量
ビタミンB6が多い食品・食材  ・ビタミンB6の1日の摂取量

口内炎、口角炎の基礎知識

口内炎

口内炎は、口の中の不衛生や義歯の刺激、ウイルスなどが原因で起こりますが、一番多いのはビタミン不足や過労、ストレスです。

口内炎は症状や原因によって、次の4つがあります。

1)カタル性口内炎

口の中の粘膜や舌が赤く炎症を起こしたり、あるいは、ひび割れ、白濁、赤い斑点ができたりします。また、口の中が熱を持った感じになり、口臭の発生やだ液の量が増える場合もあります。

炎症が原因で、味の濃いものを食べると口の中がしみたり、食べ物の味が良くわからないこともあります。

2)アフタ性口内炎

口の中の粘膜に、円状や楕円状のできものができる口内炎です。歯ぐき、舌、ほほの内側などにもできます。

口内炎では一番多く、通常は1週間〜10日前後で治りますが、患部は痛みがあります。

3)ヘルペス性口内炎

ヘルペスウイルスに、感染することで起こる口内炎です。ウイルスへの抵抗力が低い乳幼児がかかることが多く、口の中に炎症が起こります。

4)カンジダ性口内炎

カンジダというカビの仲間が、口の中で増えると起こる口内炎で、健康な人がかかることはほとんどありません。

通常は、免疫力が低い高齢者や乳児、エイズ、糖尿病、ガン患者の他、長期間、抗生物質を使っている人が、かかる場合が多くなっています。

*軽度の口内炎は、そのまま放っておいても治りますが、症状が重い場合は、市販されているクリームを塗ったり、サプリメントでビタミンを補給することが必要です。

口角炎

口角炎は、唇の端にできる炎症やできもののことで、かさぶたになると、口を開けたときに、患部が切れて、治りにくくなることがあります。

口角炎は、偏食やストレス、過労などによって胃腸が弱ったときに、できることが多いので、規則正しい食生活や、十分な睡眠、ビタミンの補給を心がければよいでしょう。






◇病気の症状解消_栄養・ビタミン
便秘
生理痛・生理不順
高血圧
歯周病
神経痛
動脈硬化

骨粗鬆症
高脂血症
不眠症
認知症、物忘れ
アトピー性皮膚炎
貧血
低血圧
・口内炎、口角炎
不妊症
糖尿病

◇悩み解消_栄養・ビタミン
疲労感、だるさ
冷え性
眼の疲れ、ドライアイ
風邪
スポーツ、運動
ダイエット
ストレス
しみ、そばかす
肩こり
頻尿(トイレが近い)
精力の減退
お酒を多く飲む(飲酒)
食欲不振
頭痛、片頭痛
肌荒れ、にきび
むくみ
薄毛、脱毛
集中力をつける
タバコ(喫煙)
下痢